ゾロが逝った

ウサギで十歳だから長生きしたほうではある。

最近食が細いから心配はしていたが、フルーツは食べるとのことだったから軽く考えていた。やはり小動物は、食べなくなったら危険信号なのだった。
朝、気づいた時には冷たくなっていた。脱力してくにゃくにゃで、死後そんなに経っていなかったのか、それとも死後硬直が一度解けるというタイミングだったのか、何れにせよ看取れなかった。一緒にいたのに。

移動火葬車をお願いした。いま、まさに天に昇っているころだ。
仲間のウサギはたくさんいるから、自由の国で好きなだけ走り、食べ、掘るといい。

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これは六年前、四歳の頃。

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